ダイエットに成功したい!けど苦しいのが嫌だ!という方にダイエット薬オーリスタットがあります。食事で摂取した脂分を体内で吸収しないで体外へ排出するのが特徴です。食べないのではなく、食べたことをなかったことにすればいいんです。

オーリスタットでダイエットを試みる女性

オーリスタットの気になる副作用は?

オーリスタットというのは肥満症の治療薬として用いられる薬です。この薬は、一般論として、他の種々の薬と比べると重い副作用は起こりにくく、また起こりやすい副作用もある程度限られています。そのため、比較的使いやすい薬ではあるのですが、それでも薬である以上副作用はあります。その副作用を理解するためには、まずはオーリスタットという薬がどういうもので、どのように作用するのかを知ることが近道です。ですから、まずそこから説明します。
オーリスタットは、食事中に含まれる脂肪の吸収を阻害する働きがあります。どのように阻害しているのか、ですが、脂肪は、主に小腸において、リパーゼという酵素により分解されて始めて吸収できるようになります。オーリスタットは、このリパーゼの働きを阻害するのです。ですから、脂肪は分解されにくくなり、従って吸収もされにくくなるので、肥満症の治療薬になり得るわけです。
オーリスタットの副作用は、ほぼ全て、このリパーゼ阻害作用に直接関係しています。初めに述べた、起こりやすい副作用は限定されている、重い副作用は少ない、というのはこのためです。
リパーゼを阻害するとどのような副作用が起こりやすくなるでしょうか。当然ながら、脂肪が消化吸収されにくくなるわけで、そのため下痢や脂肪便が起こりやすくなります。従って、便意に注意する必要があります。
もう一つ、脂肪だけが消化吸収されにくくなるのは求めるべき効果ですから問題とはならないのですが、やっかいなことに、脂肪と一緒に吸収されるビタミンがあります。ビタミンA、D、Eなどがそうなのですが、これらの吸収まで一緒に阻害されてしまうのです。これは困りますから、オーリスタット服用中は、場合によってはこれらのビタミンの摂取量を意識的に増やすことが必要になるかもしれません。